2011年12月29日木曜日

インクジェット技術利用、嗅覚能力簡易測定装置を開発(慶応大学)

20111229日刊工業新聞14
 プリンターに使われるインクジェット技術を利用し、数ミリ秒という短時間でピコリットルという微量の匂い分子を放出して人の鼻に吹き付け、匂いに対する感度を計測する装置を、慶応義塾大学の岡田謙一教授らが開発した。嗅覚能力の低下は、認知症やアルツハイマー病の初期症状とされており、小型で持ち運びが可能なこの装置が実用化すれば、高齢者向けの健康診断で使えると期待されている。

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