海外技術動向
http://www.vision-systems.com/articles/2011/12/spectroscopy-sniffs-out-fake-spirits.html
St. Andrew 大学(スコットランド)の技術者は近赤外スペクトロスコピーとマイクロフルイディクスを組み合わせた液体の臭い、成分を検出する装置を開発した。これによると例えばウィスキーの銘柄、年代、はてはどの樽で醸成されたかも判別できる。
スコッチウィスキーの品質管理はアルコール濃度、色合い、香りで評価される。アルコール濃度だと分析によってにせ者と区別することができる。しかし香りとなると判別するのが難しい。香りのプロファイルは樽の中で醸成している間に形成される有機化合物の組成で決定される。有機酸、高次アルコール、エステル、アルデヒド等。
開発された装置ではマイクロフルイディクスに近赤外分析を組み合わせてわずか20μlのサンプル量と2秒の時間で成分の分析が可能となる。
0 件のコメント:
コメントを投稿