20120717電波新聞
1.2メートル角のタッチセンサー、自動織機で織り込む(NEDO、BEANSプロジェクト)
導電性高分子を塗布したナイロンファイバを自動織機で織り込み、1.2メーター角のタッチセンサーの製造プロセスを、異分野融合型次世代製造技術開発(BEANS)プロジェクトが確立した。通常のナイロンファイバの間に5センチメータ間隔で前述のファイバーを織り込んだ。立ち位置の検出には5センチメートルほどで十分で、アプリケーションによりファイバーを織り込む間隔を変えればよい。位置検出は人体と導電性高分子膜の間の静電容量を検出し、縦糸と横糸で人が触った場所を特定する。介護用品や体感型ゲーム用センサーなど幅広い分野での利用が期待される。
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