2月末にドイツで開催されたSSE2012の講演でSTマイクロニクスのビグナ副社長はMEMSの応用分野と市場規模拡大はさらに加速すると予測した。ゲーム機への採用が市場を活気づけたが、3軸加速度センサー、3軸ジャイロスコープ、3軸地磁気センサーの9軸を融合するソフトが登場している。携帯端末のMEMSマイク等音響分野、MEMSセンサーを組み込んだコンタクトレンズ等ヘルスケア分野への展開が進んでいる。また、国内ではマイクロマシンセンターMEMS協議会が最先端MEMS研究拠点のMNOIC(マイクロナノオープンイノベーションセンター)を11年4月に設立し、「環境負荷低減・省エネ」「超高齢化対応社会」に向けた危機と部品の開発需要に対応している。応用分野の開拓と挑戦が重要である。
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