2011年10月7日金曜日

最小の熱電対を開発、タングステン・レニウム合金で(物材機構)

20111007日刊工業新聞19
 高い応答速度で2000度以上の高温を測れる熱電対を物質・材料研究機構の今野武志主幹研究員らが作成した。線径50マイクロメートルのタングステン・レニウム合金細線を使い、日本の合金細線を二酸化炭素を流しながら数キロボルトの電圧をかけてグロー放電して溶接する。近年、材料やMEMS開発の現場ではサンプルサイズが小さくなり、測定面積が小さく温度変化や放熱が速く、応答性に優れた熱電対のニーズが高まっていた。

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