2013年10月22日火曜日

エレクトレット振動発電素子、エネルギーロスを電気で回収

20131022日刊工業新聞19面

 エネルギーはかなりの部分が振動や音、熱、光や電磁波とという形でロスとなっている。エネルギーハーベスティングのなかで注目されている低周波振動の効率的な電力変換技術にエレクトレットを用いる静電誘導方式がある。エレクトレットとは「電荷を半永久的に保持する絶縁体」である。東京大学鈴木雄二教授は04年高性能エレクトレット材料としてアモルファス・フッ素樹脂(旭硝子製「サイトップ」)に高い電化保持性能があることを発見し、エレクトレット振動発電素子の実用化、高性能化を実現している。

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