20131021日刊工業新聞15面
大阪ガスは機械式とMEMS式の加速度センサーを併用する、鉄道・電力など社会インフラ事業所の設備向けの小型感震器を開発した。感震器は建築物が地震で被害を受けるレベルの指標となる加速度と継続時間の積「SI値」をMEMSとCPUで算出する。大阪ガスはガス管を保全する感震技術のノウハウを生かし、小型で高性能なMEMSによる感震器開発に取り組んでいた。技術供与先のニシヤマが、多摩川精機にOEM生産委託し、従来品に比べ4分の1以下の20万円と価格を抑え、16年に年間1000台の販売を目指す。
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