海外技術動向
http://memsblog.wordpress.com/2012/09/19/preview-of-mems-in-medicalquality-of-life-panel-at-us-mems-executive-congress-us-2012/
米国MEMS Industry Groupが毎年主催するMEMS Executive Congress (MEMSビジネス会議)は今年も11月7-9日にアリゾナ・フェニックスで開催される。今回のテーマの一つ医療・ヘルスケア用MEMSについて、予定する会議の内容をチェアマンに対する質疑応答方式で紹介する。
・講演者は?
基調講演はMicroCHIPS社長Robert Farra。同社はドラッグデリバリ、埋め込み型グルコースセンサ、心臓補助システム、人工心臓、腹腔鏡手術機器、内視鏡等を扱う。
次の講演はMedtronic社の取締役Paul Gerrish。同社は人体埋め込み型医療機器他を扱う。
次にBodyMedia社の創業者Ivo Stivoric。同社はウェアラブル健康管理機器を扱う。
・MEMSはどのように寄与するか?
対象者の体調管理、医者の診断、モバイル健康管理機器において重要な役割を果たす。一日を通しての常時モニターするには小型センサーが不可欠である。MEMSモーションセンサは人の動きを記録するのに必須となっている。
高齢化、肥満化に伴う体調管理では血圧計が重要である。ここでも適切な運動量管理のためにMEMSモーションセンサは欠かせない。
・今後5-10年で新たに生まれる医療・ヘルスケア用MEMSは?
在宅診断用画像センサー、人工すい臓、ドラッグデリバリ用マイクロポンプ、カテーテル用圧力センサ他
・最近スマートフォンのアプリにヘルスケア関連が増加している。今後の動向は?
健康管理のための様々な体調データがクラウド管理されるであろう。
アプリの種類も益々増加するであろう。例えばバーチャルナース、医療サポートチームがデータを基に適切な助言を与える。
以上のような内容が議題になる予定である。
※MEMS Executive Congress への参加にご興味ある方はマイクロマシンセンター 阪井までお問い合わせ下さい。
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