2012年9月18日火曜日

日立製作所:監視機能、無線アンテナを備えるパウダー/ダストチップ開発

海外技術動向
http://www.defensereview.com/hitachi-powderdust-%C2%B5-chip-ultra-small-micro-rfid-chip-with-embedded-antenna-for-military-and-clandestine-intelligencesurveillance-applications-u-s-military-law-enforcement-and-inte/  日立の"Powder/Dust"μチップは超小型のマイクロ波RF-IDで人の目につかずに監視できる機能を持つ。
日本の大手電機メーカである日立は、チップサイズ0.15mm×0.15mm、厚さ7.5μmの超小型チップに128bit ROM、マイクロ波RF-ID、38桁の数値を記憶できる機能を備え、見た目は黒い砂粒のチップを開発した。
このマイクロチップはSOI基板設計プロセス技術と各演算部の間隔を短縮化することによって生まれた。同様なチップとして軍需用に開発されたSmartdustがあり、MEMS技術により光、温度、振動を検出する機能を持つ。日立によると"Powder/Dust"の優位点は超小型であること、高信頼性、無線通信機能、インターネット機能を備えることにある。応用分野はセキュリティシステム、輸送、アミューズメント、履歴記録等が考えられる。米国のNASA、CIA、FBIが関心を示している。例えば追跡したい人や物があれば、このチップを活用できる。

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