2012年9月18日火曜日

血液などから病気診断、センサー感度10倍に(京都工繊大)

20120918日経産業新聞10面

 抗体と呼ぶたんぱく質を使用し、血液などから病気を診断するセンサーの感度を10倍以上向上させる技術を、京都工芸繊維大学の熊田陽一助教と新エネルギー・産業技術総合開発機構が開発した。抗体は病気特有のたんぱく質と結びつくので、血液や尿を流し、その反応を元に診断する。センサーはプラスチック基板の上に抗体を並べるが、抗体を一定方向に高密度に並べる事で感度が向上した。抗体は遺伝子を組み替えた大腸菌を使って作る。

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