20121220日経産業新聞7面
「GMR(巨大磁気抵抗)」素子の採用により体積を競合品の1/4とした電力管理向け電流センサーをアルプス電気子会社のアルプス・グリーンデバイスが開発した。一般的な電流センサーのホール素子は電線周囲を磁性体で囲む必要があるが、GMR素子ではU字型の溝に電線を挟んで測定する。GMR素子はハードディスク駆動装置の磁気ヘッドに使われている。住宅内の電力監視を行うHEMS向けでは20アンペアから80アンペアまで測れる品種を、産業用蓄電システム向けでは数十ミリアンペアから300アンペアまで1%未満の誤差で測定できる品種を用意する。
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