2012年12月28日金曜日

熱電発電部品、出力10倍超、排熱を利用、実用化実験(昭和電線)

20121228日経産業新聞9面

 炉などの排熱を活用する熱電発電の実証実験を昭和電線が始める。従来品に比べて単位面積当たり出力を10倍に高めたデバイスは、15センチメートル四方で厚さが数ミリメートル、最高出力48ワット、年間発電量は340キロワット時を見込む。実証実験は三重事業所の電線製造設備の炉の壁面に熱電発電デバイスをタイル状に張り付け、出力や耐久性を試験する。13年中にも製鉄所などにサンプル出荷を始める。

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