海外技術動向
http://www.gizmag.com/mems-food-analysis-device/22495/
料理人や食に気を使う人にとって食べ物の美味しさや成分が事前にわかると有難い。
Fraunhofer IPMSの研究者は食品中の水分やたんぱく質の量がわかる小型のスペクトルセンサを開発した。これによって例えば果物で見かけが良くて買ったが中は腐っていたという失敗をしなくて済むようになる。
開発されたMEMSスペクトルセンサの原理は赤外分光分析で蓄積された食品の吸収スペクトルデータと比較することによって、どんな食べ物であっても、非破壊で成分を知ることができる。
この分析原理は既に知られているがIPMSはこれを超小型のシリコン素子で実現した。これによって例えばスマートフォンに搭載して買い物の時に簡単に使えるようになる。
商品化は3~5年先を予定している。最初は単体の測定器から始めて、次にスマートフォンへの搭載が考えられる。センシング対象として食品以外に、薬、化粧品、様々な偽物の分析にも応用可能である。
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