センサー部品の市場拡大がスマートフォンの浸透で進んでいる。富士キメラ総研によると主要なセンサー部品の市場は12年で1兆2213億円の見通し。スマホで道案内のアプリに使われている電子コンパスの出荷は11年に前年比86%増となったが、旭化成エレクトロニクスはiPhoneやiPadに採用され世界シェア1位。しかし台湾メーカーとの競合が激化しており、単価下落が避けられない。今後はMEMSの微細加工技術の活用が重要。オムロン、村田製作所、パナソニック、TDKなどが取り組んでいる。オムロンは蝶が50cm先で羽ばたく動作を感知できる気流センサーを実現した。
0 件のコメント:
コメントを投稿