2011年8月30日火曜日

MEMSデバイス事業拡大、需要増で生産能力を倍増(STマイクロ)

20110830電波新聞4
 民生向けMEMSデバイスで世界トップシェアのSTマイクロエレクトロニクスは、生産能力を11年末に向け10年末比2倍、日産150万個から300万個へ増強中である。同社のMEMSビジネスは06年に任天堂のゲーム機に加速度センサーが採用されてスタートした。1012月期の同社売上35千万ドル超の2割強は日本という。民生機器向け加速度センサーシェア50%、ジャイロセンサーで30%と世界トップシェアのさらなる拡大を目指している。新たに目指しているのは健康管理関連用途だ。緑内障診断用に圧力センサ内臓使い捨てコンタクトレンズやインシュリンナノポンプを開発している。

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