20110830電波新聞4面
民生向けMEMSデバイスで世界トップシェアのSTマイクロエレクトロニクスは、生産能力を11年末に向け10年末比2倍、日産150万個から300万個へ増強中である。同社のMEMSビジネスは06年に任天堂のゲーム機に加速度センサーが採用されてスタートした。10年12月期の同社売上3億5千万ドル超の2割強は日本という。民生機器向け加速度センサーシェア50%、ジャイロセンサーで30%と世界トップシェアのさらなる拡大を目指している。新たに目指しているのは健康管理関連用途だ。緑内障診断用に圧力センサ内臓使い捨てコンタクトレンズやインシュリンナノポンプを開発している。
0 件のコメント:
コメントを投稿