20141112日経産業新聞10面
東海大学の槌谷和義教授らは、直径100マイクロメートルの特殊な金属の電極を使い、狭い空間の水素イオン濃度(PH)をピンポイントで測定するセンサーを開発した。従来のセンサーはガラス電極によるもので、先端を1ミリより小さくするのは難しく、取り扱いも大変だった。開発したセンサーは複数種類の金属電極を用いるもので、アンチモンの金属ワイヤをヨウ素と銀の酸化物や銀の薄膜で覆ったもの。電極を溶液につけるとアンチモンと被覆した金属の間に電圧が生じ、精度はガラス電極と同等だった。
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