2014年11月20日木曜日

ウイルス96種同時に検出、上下水道検査向け技術(北大など)

20141120日経産業新聞10面

 北海道大学の石井聡助教と国立極地研究所などはマイクロ流路を活用し、水に混ざっている病原体のウイルスを同時に複数検出する技術を開発した。調べたい水を直径数マイクロの流路に流し、容積7ナノリットルの微小反応容器にいれ、それぞれの陽気に調べたいウイルスに反応する試薬と混ぜ合わせ、温度を上下させ病原体のウイルスのDNAが増加して光る。前処理から約8時間で結果が判明し、最大96種のウイルスを一度に調べられる。水道局などの活用を目指す。

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