20130207読売新聞夕刊7面
産業技術総合研究所の実験室、ハンカチのような布をキーボードとしてパソコンにつないでいる。布には圧力センサーの糸が格子状に織り込まれ、上から押すとセンサー糸の断面がゆがみ、その部分の静電容量が変化することで位置を検出する。糸の表面には導電性ポリマー塗ってある。センサー糸を機織り機を使って布を織ることができる。
福井県工業技術センターでは、ICチップ塗装受信アンテナ、回路等で出来たICタグを織り込んだ布を作成し、介護支援の実証実験を行っている。床に敷いたICタグ入り布と車いすに付けた小型装置(リーダー)との間で信号を送受信し、入所者の動きを検知する。布を敷くだけなので簡単に設置できる。
0 件のコメント:
コメントを投稿