2013年2月25日月曜日

肌にペタッ体温発電、シート開発、医療機器などに応用(富士フィルム)

20130225日本経済新聞夕刊1面

 人間の体温と外気との温度差で発電する、導電性高分子の樹脂性シートを富士フィルムが産業技術総合研究所と共同で開発した。厚さが0.4ミリメートルと薄く、柔らかいので体は服に張り付けて携帯機器の補助電源として使える。ハガキほどの大きさで数ミリワットの発電能力だが、改良してさらに高める。心拍や血圧を24時間測る健康メーターの電源を有望な用途としている。テレビの熱、浴室の蒸気、日があたるカーテン、自動車なども発電源となる。5年以内の製品化を目指す。

0 件のコメント:

コメントを投稿