2014年6月20日金曜日

低コスト簡易測定、半導体センサーで高精度(東京大学、広島大学)

20140620日刊工業新聞27面

 東京大学大学院工学系の坂田利弥准教授、広島大学大学院の柳瀬雄輝助教らは、半導体バイオセンサーによりアレルギー反応を簡易に調べられる測定手法を開発した。アレルギー患者では、抗原のアレルゲンを見つけた肥満細胞がヒスタミンを分泌するが、ヒスタミンが半導体表面の水酸基から水素イオンを奪う性質を利用し、半導体表面の電荷状態の変化で検知する。精度が高く定量測定に適している。

0 件のコメント:

コメントを投稿