20140327日刊工業新聞25面
東京大学大学院の一木隆範准教授らは、がんの早期診断に効果的な血液中に含まれるマイクロRNAを迅速に解析できるシステムをマイクロ流路により試作した。流路には、血中でマイクロRNAが封入されている「エクソソーム」の収集、破壊してマイクロRNAの抽出、マイクロRNAの配列検出の3つの機能を搭載し、それぞれが流路で連結され、20カ所に設置した空気圧バルブで流路内の流れを制御する。従来は24時間以上必要だった解析時間を30分に短縮した。「最先端研究開発支援プログラム」の一環で研究した。
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