2013年12月10日火曜日

PCマウスに受光用LED、自然光で発電、待機電力極小に(立命館大とセイコーインスツル)

20131210日経産業新聞8面

 立命館大学の道関隆教授とセイコーインスツルは共同で、発光ダイオード(LED)が微弱な発電をすることを利用して電子機器の待機電力をほぼゼロにする仕組みを考案した。LEDを設置した電子機器を操作すると発電量が変化して機器自体の起動を促す回路により、起動に備えて常時微弱電流を回路に流しておく必要がなくなる。試作したワイヤレスマウスには赤色LEDを2つ装着し、利用者が操作すると1つのLEDが手で隠れて発電量が変化し、機器の起動をする。待機電力は従来の100万分の一になり、マウスの電池が約2倍長持ちした。

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