海外技術動向
http://nextbigfuture.com/2011/11/single-pixel-contact-lens-display.html ワシントン大学はワイヤレスで動作するコンタクトレンズ型のディスプレイを開発した。このディスプレイは、パワーを受けるアンテナ(0.5×0.5mm2)、無線回路、サファイア基板LEDチップから成り、これらはコンタクトレンズ上に集積化形成されている。現在うさぎを使って実用試験を行っているところだが問題は起こっていない。
これまでもコンタクトレンズを応用したデバイスとして、眼球の動き検出、グルコースセンサ、血液中酸素センサ、眼圧センサ等が開発されており関連の技術開発がなされている。
ディスプレイへの応用の課題としては、消費電力が大きいので小型のコイル型のアンテナでは電力供給が不足する。LEDの高画素化、フルカラー化と合わせて、受電部の効率改善、システムに低消費電力化を図らねばならない。
期待される用途は、ゲーム、教育訓練用、体調モニターの警報等が考えられる。
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