2014年8月7日木曜日

富士山頂でも検知、化学物質のセンサー(東大と東京農工大)

20140807日経産業新聞10面

 東大の竹内昌治教授と東京農工大の川野竜司準教授らは匂いなどを検知できるセンサーを開発し、富士山頂で計測に成功した。水滴と油の膜を使って人間の細胞膜構造を再現した「人工細胞膜」を作った。表面にイオンの流れを計測できる膜たんぱく質をくっつけ、匂い物質などがつくと、膜たんぱく質にイオンの流れが生じ、電気信号に変えて検知しセンサーとなる。

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