2014年4月18日金曜日

地盤変位MEMSで計測、トンネル工事用(大林組)

20140416日刊工業新聞13面

 大林組は山岳トンネルの切羽(掘削先端部)崩壊につながる地盤の変位をMEMS傾斜センサーで計測する「先行天端沈下計」を開発した。掘削地盤を安定させるため、切羽の天端(頂上部)から打ち込む支保工用鋼管内に設置する。長さ12.5メートルの鋼管内にMEMS傾斜センサーを50cm間隔で連結して挿入する。従来の歪ゲージを使う地盤変位監視システム比べて手間を省き、コストも4割低減でき、精度も向上した。

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