2013年11月25日月曜日

使い捨て検診センサー、理研発ベンチャーと早大

20131123日本経済新聞10面

 理化学研究所発のベンチャー、理研ジェネシスと早稲田大学の逢坂哲也教授らは電界効果トランジスタ(FET)を活用し、健康状態を早期に診断する使い捨てセンサーを開発した。半導体チップに唾液や血液、鼻水などを付けると、それらに含むウイルスに反応し、肝臓がんやインフルエンザ、アレルギーの原因となる「IgE」と呼ぶ抗体の測定に成功した。まず皮膚の水分量を測定するセンサーとして2014年中の実用化を目指す。センサーの作成費用は現在2万円だが量産により50円程度になるという。

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