2013年9月18日水曜日

光学顕微鏡性能10倍、ナノチューブ活用、乾かさず細胞解析(日立)

20130918日経産業新聞7面

 日立製作所はカーボンナノチューブを部品に使い、近接場光による光学顕微鏡で観察できる性能を10倍に高めた。これまでの同製品の性能は分解能が30ナノメートルだったが、先端部が4ナノメートルのカーボンナノチューブから近接場光を出すことにより3ナノメートルに高めた。ナノレベルの観察装置には電子顕微鏡があるが、真空中に置くため細胞の観察には乾かす必要があった。光学顕微鏡では細胞を生きたまま観察でき、イラク品やバイオの研究に活用できる。

0 件のコメント:

コメントを投稿