2013年5月28日火曜日

家畜伝染病、半導体で検知、動作異常や体温分析、ルネサスが基礎技術


20130528日本経済新聞15
 
 家畜の背にセンサーを搭載したチップを付け、動作の異常や体温を分析して無線で知らせ、伝染病を検知する基礎技術をルネサスエレクトロニクスが開発した。牛の口蹄疫や鳥インフルエンザなどを早期発見できる。今後、実証実験を行い、2014年度にも発売する。

 開発したチップは1センチメートル四方で、マイコンを搭載し、センサーから得たデータを周波数に変換・分析し、体の傾きや発熱などの異常を検出する。個々の家畜にチップを搭載すれば、病気の家畜を特定して周囲への伝染の予防につながる。

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