20110124日本経済新聞夕刊 1面
有機薄膜太陽電池の表面構造を工夫して、発電効率を高める技術を技術研究組合BEANS研究所に参加する九州大学、パナソニック電工、リンテックのチームが開発した。基板に直径が40ナノメートルの半導体有機材料の突起を多数設けることにより、性能が大幅に向上し、変換効率を6%近くまで引き上げられるという。有機薄膜太陽電池はシート状で軽く、蛍光灯の光で発電したり、折りたたんで持ち歩けることから屋内や携帯機器の電源に期待されている。また、重ねて使うことによる効率向上も期待できる。
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