2011年1月5日水曜日

進捗管理で企業流の開発(技術研究組合BEANS研究所)

20110105 日経産業新聞 7面
 BEANSプロジェクトは大学や研究所、企業など約30機関が参加するが、その研究開発には企業流の方式を取り入れている。進捗管理にガントチャートを使って定期的に確認し、論文発表より特許出願を優先する。その成果はプロジェクト期間の約半分経過した時点で特許約60件の出願に現れている。新たな市場でMEMSの需要を喚起すべく、プロジェクトへの参加企業は基盤技術を国プロで早急に固めたい。しかし、プロジェクト参加企業にとっては難度の高い技術に挑むのが意義としているが、NEDOの中間評価では成果の具体像が見えにくいとの指摘があり、研究体制と評価の両立が求められている。

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