20100909 日経産業新聞 4面
スマートフォンなどに搭載され、方位を割り出す電子コンパスに組み込まれる磁気センサーの需要が増えている。磁気センサーは、ホール素子を使用して地磁気による磁場の変化を検出し、方位を算出する。スマートフォンなど携帯端末向けの磁気センサーで旭化成エレクトロニクスが8割以上のシェアを占めている。同社は携帯電話向けの3軸磁気センサーを2003年に投入したが、現在ではホール素子とマイコンを1チップに集積、1軸のホール素子のみで磁気情報を算出する等で、小型化を実現している。市場拡大により国内外のメーカーも参入が始まっている。
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