2010年9月15日水曜日

人工皮膚用圧力センサー(米スタンフォード大など)

20100915 日刊工業新聞 23面
スタンフォード大学とカリフォルニア大学バークレー校は、人間の皮膚に匹敵する感度や反応性を備えた圧力センサーをそれぞれ開発した。スタンフォード大学のセンサーは、シリコーン樹脂のポリジメチルシロキサン(PDMS)と有機電界効果トランジスタ(FET)を組み合わせ、厚みによってPDMSの電荷が変わることで圧力を検知する。UCバークレーのセンサーは、ゲルマニウム/シリコンの無機ナノワイヤのFETを多数並べ、カーボンナノ粒子を含む導電性ゴムに組み込み、圧力でゴムが圧縮されると個別の区間の電気抵抗が変化するのをFETで検知する。

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