2011年3月4日金曜日

新型センサーで家電省エネ、ネットとの連携課題

20110304 日経産業新聞 2
 家電製品や情報機器の省エネ対策として、センサーとネットワークの活用が期待されている。ハードウエアの省電力化が限界に近づいており、個別の機器の消費電力などの情報をセンサーで収集し、最適制御しようというもの。例えば室温が低くても日光が差し込む部屋では体感温度が暖かくなる。人の五感でとらえる情報を活用し、日射量など体感温度を推定するセンサーにより暖房温度を自動的に引き下げられる。室内環境や人の体を測定するセンサーの開発にはMEMS技術がカギを握っており、わが国の取り組みに期待がかかる。

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