2011年5月20日金曜日

Point of Care(POT)診断用マイクロデバイス開発動向 by IBM、ローザンヌ工科大学

海外技術動向
http://www.nanowerk.com/spotlight/spotid=21383.php
 Point of Care(POT)は患者のすぐ横で検査結果を出すことで、近年そのニーズが高まっている。
IBMとスイスイス連邦工科大学ローザンヌの研究者は、POT用の免疫診断チェッカーの開発見通しを述べた。要望として患者の負担を少なくするために体液のサンプリング量を少なくする。一度に多くの成分を検出する。例えばわずかな血液中(1μl)のプロテインを即時に計測できるようにすることが求められている。ここではマイクロフルイディクス技術が用いられており、上記要望が実現されつつある。
狙いのPOC用マイクロヘルスチェッカー (Source : Advanced Material ©2010 IBM Corporation)
わずか1マイクロリットルのサンプル(血液等)に含まれる複数のフェムトモルの対象成分を1分で検出する。紫色のパーツは、マイクロフルイディクスとセンシング部で使い捨てになる。全体のコストを$1を目指す。

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