2011年10月5日水曜日

角速度センサー小型化、スマホ向け開拓(パナソニック)

20111005日刊工業新聞9
 パナソニックは角速度センサーを小型化し、スマートフォン向けの用途拡大を進めている。同社の角速度センサーはカーナビ向けでは8割、デジカメの手振れ補正で6割のシェアだが、スマートフォン向けで事業拡大を狙う。同社の角速度センサーはシリコンを微細加工した音叉上にチタン酸ジルコン酸鉛(PZT) の薄膜を形成したもの。小型化のため構造そのものを改良し、異なる方向の角速度を1チップで同時検出する。さらに加速度センサーを同一パッケージに搭載すれば、モーション検知をスマートフォンで実現できる。

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