2012年1月20日金曜日

センサー、スマホ浸透、市場拡大続く、2012市場展望

20120120日経産業新聞4
 センサー部品の市場拡大がスマートフォンの浸透で進んでいる。富士キメラ総研によると主要なセンサー部品の市場は12年で12213億円の見通し。スマホで道案内のアプリに使われている電子コンパスの出荷は11年に前年比86%増となったが、旭化成エレクトロニクスはiPhoneiPadに採用され世界シェア1位。しかし台湾メーカーとの競合が激化しており、単価下落が避けられない。今後はMEMSの微細加工技術の活用が重要。オムロン、村田製作所、パナソニック、TDKなどが取り組んでいる。オムロンは蝶が50cm先で羽ばたく動作を感知できる気流センサーを実現した。

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