2011年7月1日金曜日

内視鏡の位置を頭の動きで操作、腹腔鏡手術支援ロボ(東工大)

20110701 日刊工業新聞 21面:
 腹腔鏡手術の支援ロボットに頭の動きを検知するセンサーを取り付け、内視鏡の位置を操作するシステムを、東京工業大学の川嶋健嗣准教授らが構築した。ヘッドマウンドディスプレイの角度検出センサーが頭の動きを検知し、これに合わせて内視鏡が移動する。映像は眼前のディスプレイに3次元で映し出され、手術は鉗子を操作して行う。現在の腹腔鏡手術では助手が内視鏡を保持し、医師の指示によりカメラを動かしているが、このシステムでは医師が一人で操作できる。企業などと共同研究を進め数年内の実用化を目指す。

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