2012年10月1日月曜日

血液・尿の微量物質センサー、人工ダイヤで高精度検出(東京理科大)

20121001日経産業新聞11面

 電極の素材を人工ダイヤモンドに代えて、血液や尿に含まれる微量の物質を高い精度で検出するセンサーを東京理科大学の近藤剛史助教が開発した。炭素原子の一部をホウ素に置き換えて電気が流れるようにした人工ダイヤの粉末を樹脂性フィルムの上にまぶした構造。従来の炭素製電極に比べてノイズ電流が1/3程度に減少した。尿中のショウ酸の濃度から尿路結石のリスクが、血液や尿に含まれる糖分のグルコースから糖尿病の診断に使える。

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