2013年12月10日火曜日

抗原診断ワンチップ開発、英国バイオベンチャーOJ-Bio、日本無線と共同

20131210日刊工業新聞8面

 英国のバイオベンチャー企業OJ-Bioは日本無線と共同で、表面弾性波(SAW)デバイスと抗体を組み合わせ、ワンチップで特定の抗原を診断できるセンサーを開発した。センサーには複数の抗体を生成し、検体をセンサーに滴下し、SAWの電気信号の変化で抗原抗体反応を検出する。日本無線がSAWデバイスを生産し、OJ-Bioが抗体を生成する。2014年度に試験生産する体制を整え、インフルエンザやHIV、歯周病などの診断向けに15年度以降に商品化する。

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