2013年12月5日木曜日

「ミニマルファブ」構想広がる、半導体復権、膨らむ期待、小額投資で少量多品種

20131205日経産業新聞7面

 大規模な設備投資で半導体を量産するという従来手法の真逆、約5億円の小額投資で少量多品種の半導体を生産できるという「ミニマルファブ」構想が現実味を帯びてきた。ミニマルファブは小型の券売機程度の大きさの製造装置を組み合わせて生産する。装置内をクリーンルーム状態としており、クリーンルームの設置は不要、ウエハーサイズも12.5ミリメートルと現在主流の300ミリウエハーの24分の1.」ミニマルファブの生産が向くのは年間数万個程度しか生産しない少量多品種向け半導体。20社以上が参加する技術研究組合が発足し、販売が始まっている。

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