2013年8月1日木曜日

パラジウム-コバルト酸化物、磁場で電気抵抗変化、新磁気センサー開発に道(京大)

20130801日刊工業新聞19面

 磁性元素を使わない新たな磁気センサー開発につながるメカニズムを京都大学大学院理学研究科の米沢信吾助教と前野悦照教授らのグループが発見した。非磁性パラジウム-コバルト酸化物(PdCoO2)の単結晶を作成して温度がマイナス271度、磁場が14テスラの条件下で大きな磁気抵抗効果が起きることがわかった。室温でも磁気抵抗効果を確認した。

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