2013年5月2日木曜日

検査・診断機器開発競う、患者の負担より軽く、カプセル内視鏡(オリンパス)、低被ばくCT(フィリップス)

20130502日刊工業新聞11面

 オリンパスの小腸用カプセル内視鏡「エンドカプセル10システム」は直径11ミリx長さ26ミリメートルで高画質イメージセンサーを採用し、撮影視野角は145度から160度に拡大した。患者に取り付けるアンテナユニットをベルト型にして、装着を簡便にした。検査は8時間かけて6万枚の写真を撮影し、読影する医師の負担軽減のため、疾患の可能性が低い画像を高速再生する機能を搭載している。富士フィルムはX線感度を向上した乳がん検査用デジタルX線撮影装置(マンモグラフィ)を発売する。シーメンス・ジャパンがふくしま国際医療科学センターに納入した統合型全身MR-PETシステムはMRIとPETを統合したシステムで1回の撮影で両画像を同時撮影できる。

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