2011年8月2日火曜日

血糖値に応じて光る繊維状センサー(東大・テルモ)

20110802日経産業新聞10
 体内に埋め込みでき、血糖値に応じて光る繊維状センサーを東京大学の研究チームが開発した。血糖値の高低により発光強度が変わる蛍光性のポリアクリルアミドを開発し、直径0.7ミリメートル、長さ5ミリメートルの線維状に加工し、マウスの耳に埋め込んだ。体外から青い光を当てると青緑の蛍光を発し、血糖値により光の強さが変化した。4カ月以上埋め込み、正確に測定できた。持続的に血糖を測ることが重要な糖尿病治療に役立つこと期待される。

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