2013年6月20日木曜日

アルプス電気、センサー事業強化、14年度上期メド、ジャイロセンサー投入

20130620電波新聞4面

 アルプス電気はセンサー事業の拡大を図っており、スマホ用では地磁気センサー、気圧センサー、湿度センサー、UVセンサーなどを製品化している。パートナーである米国クォルトレ社との連携によりジャイロセンサーを投入すると共に、加速度センサーの共同開発を進める。クォルトレ社はBAW(バルク・アコースティック・ウェーブ)という弾性波を利用したMEMSセンサー技術を用い、数メガヘルツの高周波により、外来ノイズへの耐性に優れた高い衝撃特性や低消費電流の技術開発を進めている。クォルトレ社のジャイロセンサーは一般的なチューニングフォーク方式とは異なりBAW方式で、デザインは櫛歯型ではなく円板。振幅が0.2マイクロメートル未満と小さく、連化しにくい。量産開始は14年度中を目指す。

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