2012年8月7日火曜日

結晶性高い微粒子作製、レーザーを活用、太陽電池など性能向上(東工大)

20120807日経産業新聞9面

 結晶性の高い金属ナノ微粒子を、レーザー光の照射で作成する技術を東京工業大学の和田裕之准教授らが開発した。パルスレーザーにより液体中で微粒子を作成し、これに緑色光と近赤外光の2種類のレーザーを当て、プラズマを発生させることにより金属塊の一部を砕き、従来より結晶が高い微粒子を作成した。簡単な装置で微粒子を得られる。結晶性の高い日収支は、太陽電池の発電効率向上、白色LEDの発光効率向上、がん診断・治療への応用が期待される。

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