2014年5月12日月曜日

建物劣化診断システム、五輪需要へ販売攻勢、工場・橋にも応用(富士電機)

20140512日刊工業新聞13面

 富士電機はMEMS加速度センサーを活用した建物劣化診断システムの販売を本格化する。最小で0.02ガルの振動、風等で常時揺れる数ガル程度の振動でも検出できる。XYZの3軸で検出し、長周期振動にも対応する。機械式センサーに比べて価格を5分の1程度とした。建物劣化診断システムは同センサーをビルのフロアに複数取付、時刻を同期させて揺れを検出し、継続的な計測でビル内部の状態を把握し、劣化を判断する。地震や強風など災害時には損傷度を診断する。

0 件のコメント:

コメントを投稿