2014年4月25日金曜日

トルクセンサー純粋な力測定繊細なロボにも(第一精工)

20140425日経産業新聞6面

 第一精工は静電容量方式のトルクセンサーを開発した。従来はひずみゲージが主流だった。同社の方式は、アルミや鉄のきょう体内部に2枚で1セットの銅板電極を4組設置し、きょう体がたわむと銅板の間の距離が変化し、静電容量の変化を検知する。従来方式に比べて構造がシンプル、小型化・低価格化が実現できる。トルクセンサーをロボットや機械の制御系と連動させれば、回転力の変化を読み取り回転動作のコントロールができる。介護用など対人ロボットへの適用が期待される。

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