2012年2月3日金曜日

導電性高分子を線維化、布状センサー実現へ(信州大)

20120203日刊工業新聞22
 信州大学繊維学部の木村睦准教授らは、導電性高分子を線維に織り交ぜる技術を開発し、電気を通す糸を織り上げて布状のセンサーを実現した。導電性高分子を連続的に線維化する湿式紡糸プロセスを確立し、1キログラムの糸を約3時間で作成する。従来の編織工程に導電性高分子の糸を設置し、電気を通す布を織り上げる。糸が電極となり、かける力に応じて抵抗力が変化するセンサーとなる。

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